敗血症性ショック、尿路感染症にて98歳の女性が入院。
もともと在宅TPNを行っていたが、入院日の夕方に引き抜いてしまった。その日は大事な飲み会があったため、 末梢からの点滴のみ開始。CVの再挿入は翌日行う予定にした。
翌朝行ってみると、本人の意識が悪い。ラインはキープされており、カテコラミンは続行中。
"意識障害"ということで、血糖値を取ってみるとLowであった。
何で気がつかなかった!と当直医にキレようかとも思ったが、やめておいた。
また、CVラインが詰まった際、フラッシュを試みるのはかまわない。この際、必ず1mlのシリンジを用いる 2.14こと。ここで10mlシリンジなどを用いると、力が伝わらないだけでなく、もし開通した場合に、 すごい勢いで、生食が体内に入ってしまう可能性がある。
これを使ってもだめなら、潔くあきらめる。