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2.2 用意するもの

人工呼吸器以外に、人工換気を要する患者に用意するものは、以下のものである(たいていは、ICUにそろっている)。

  1. サクションキット
  2. アンビューバッグか、ジャクソンリース
  3. テーブルタップ2.3
  4. SpO2モニター
  5. 心電図モニター
  6. テストラング一つ2.4
  7. 呼吸器以外に、自由に使える酸素配管2.5
  8. ガーゼとアルコール綿、手袋(できれば包交車全部)

要は、部屋についてから、速やかに治療を開始できるように。

2.2.0.1 呼吸器が働かない場合の、バックアップを考えておく

アンビューでもジャクソンリースでも2.6、手動の呼吸器は必ず用意しておく必要がある。

人工呼吸器は、スイッチを入れた瞬間に、裏切って働かない2.7ことがある。

同じ理由で、人工呼吸器にはあらかじめテストラングをつないでスイッチを入れておくと、患者につけた瞬間に 誤動作するのを防げる。

呼吸不全の患者は、気管内挿管された直後は喀痰の排出が非常に多い。 感染予防の手袋、手拭用のガーゼと、アルコール綿は必須だろう。


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admin 平成16年11月12日