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2.7 人工換気中の鎮静

2.7.0.1 ドルミカムとケタラールが使えれば、十分

よく用いられるのはドルミカムによる持続鎮静であるが、最近はディプリパンもよく用いられる。 また、鎮痛効果の高いケタミン、フェンタニルなどの併用も、有効な鎮静法としてよく用いられている。

代表的な処方例としては、

などがある。

気管内挿管を行い、人工呼吸器を装着した患者では、 意識があったなら鎮静は必須である2.14

ドルミカム、ディプリパンは単剤で、フェンタネストやケタミンは、ほかの鎮静剤との併用で用いることが多い。

フェンタネスト等の麻薬は、心臓外科領域の麻酔でよく用いられる。 呼吸抑制作用が強く、循環系に与える影響が少ない、ということである。


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admin 平成16年11月12日