: 2 モニターの施行方法
: モニター心電図の解釈
: 目次
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心電図モニターは12誘導心電図と違い、情報量は少ない反面、長い時間観察できる。
このため、心電図検査の適応とモニター心電図の適応とは、少し異なる。
- ショックの患者に対して
- 失神や動悸が主訴の患者
- 急性心筋梗塞や不安定狭心症の症例
- 呼吸不全、電解質異常などで急変が予想される症例
大体以上のようなケース。基本的には、心臓関係で急変が予想されるケースはすべて適応になる。
- 致命的な不整脈の診断と治療
- 心房細動などの頻脈の評価
- 洞不全症候群などの失神やめまいの原因の診断
- 狭心症や心筋梗塞の経過の観察
- なんにせよ、急変した場合には心電図は変化しうる
基本的には、モニター心電図は心筋虚血の診断と不整脈の診断ができるだけである。
読み方に慣れてくると、電解質の異常なども分かる。モニター中の患者の、
急変を予測することもできるようになる。
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admin
平成16年11月12日