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3 下血した
3.1.1 虚血性腸炎
- 下痢が続いた後に"下血した"という主訴で来院。
- 腹痛を伴うことが多い。
- 腹膜刺激症状、炎症所見はない。
- 臨床経過から診断。緊急に画像診断を行う意義は少ない。
- 若い人にはまず生じない。
- 補液を2000ml/日程度行う。
- 下血が落ち着いたら、CFによる原因精査を行い悪性腫瘍を否定する必要がある。
3.1.2 炎症性腸疾患
- 赤沈が正常であれば、本疾患の可能性は低い。
- 新たに炎症性腸疾患を疑った患者では、P-ANCAが陽性であればほぼ診断が確定する。
- サラゾピリン、ペンタサ、プレドニン等の免疫抑制剤の内服を行う。
- UCの患者では、シプロキサンの予防内服を行うことで手術の頻度を減らすことができる。
- 消化器科のコンサルトを。
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admin
平成16年12月9日