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1.5 高K血症

\begin{table}[H]
\scriptsize\leftmargini=1zw
\STRUCT{高K血症の対処}{診断と治療は...
...ENDIF}
\ENDIF
}
\ENDIF}
\ENDIF
}%
\normalsize\leftmargini=2zw
\par\end{table}


1.5.1 高K血症の治療

1.5.1.1 急性期の対処


1.5.1.1.1 グルコン酸カルシウム

不整脈やバイタルの異常などの緊急時に使用する。10%グルコン酸カルシウムを10ml静注する。効果は15分ほど続く。この間さらに以下の治療を開始する。


1.5.1.1.2 グルコース-インスリン療法

50%グルコース50mlに10単位のレギュラーインスリンを加え、ボーラス投与するか、点滴静注する。

1.5.1.1.3 $ \beta $刺激薬吸入

GI療法と同程度の効果がある。アルブテロールを10-20mg吸入してもらうが、効果が不安定であったり、吸入当初は奇異性のK濃度の上昇がみられたりするため第一選択としては推薦されていない。

1.5.1.1.4 メイロン静注

メイロンを2mmol/分で1時間投与する。メイロン単独での効果はわずかであるが、 GI療法との併用でKをより効率的に下げるといわれている。

1.5.1.1.5 ケイキサレート内服

1日15-30gを3回に分けて内服してもらう。


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admin 平成16年8月5日