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: 1.2 研修医が刑事告発される時代
: 1. はじめに
: 1. はじめに
目次
- これは、当院で実際に使っている、研修医用のマニュアルです。
- 最近の、研修医ですら刑事告発されている現状を踏まえ、"証拠として採用される"事を前提とした、
カルテの書き方を強調しています。決して、"訴訟のリスク回避のためのマニュアル"、"自分に不利な証拠を
書かないためのカルテの書き方"などとといった意味合いで、作成したものではありません。
- 本文の中に出てくる症例は、全て作り話です。全例が失敗症例ですが、これは研修医諸氏に実感をもって
読んでもらえるよう、あえて失敗症例を挙げ、かつ不謹慎な表現を多用しています。あらかじめ、ご了承ください。
- これを読んで不快感を覚えた医療従事者、あるいは患者様もいらっしゃるかと思います。
しかし、ここに出てくる症例は極端な例とはいえ、危機管理の行き届いている病院であっても、
一定の確率で生じうる例だと考えています。
- このとおりに治療を行うと、健康保険が通らないケースが多いです。
研修医にはまだレセプトに対する配慮は必要無いであろうと考えたこと、何よりも、筆者がまだ経験不足なため、
健康保険までは考えが回らないためです。治療内容については、各施設の事情にあわせ、ご検討ください。
- 全ての内容は、一人の医者の経験から勝手に書いたものに過ぎません。これを読んでいただいた先生方には、
異論が多数あることと思います。出来るかぎり訂正いたしますので、御指摘いただければ幸いです。
- "まず、診察の前に検査から"的な、頭の悪いマネージメントの方法論は、あえてそうしています。
これは、レジデントが頭で考え、最小限の検査項目で診察することが出来た時代は、もう過去のものだと考えているからです。
現在は、研修医が刑事告発の対象になる時代です。
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: 1.2 研修医が刑事告発される時代
: 1. はじめに
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admin
平成16年11月12日