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: A. FiO/mPawのスケール : HFOV Quick Guide : 1 換気のマネージメント


2 酸素化のマネージメント

2.0.0.1 全体的なこと

2.0.0.2 モニター

SpO$_{2}$を経時的にモニターする。設定を変更後、5-10分程度はSpO$_{2}$を観察する。

2.0.0.3 目標

PaO$_{2}$ 55-80mmHg、またはSpO$_{2}$ 88-95%を目標にする。

2.0.0.4 初期設定

2.0.0.5 HFOV開始後の調整

2.0.0.5.1 酸素化が予定範囲の場合
そのまま何もしないで経過を観察する。

2.0.0.5.2 PaO$_{2}$が目標範囲よりも高い場合
別表に従い、FiO$_{2}$/mPawを1-2ステップ低下させる。

2.0.0.5.3 PaO$_{2}$が目標範囲よりも低い場合
  1. 別表に従い、FiO$_{2}$/mPawを1-2ステップ増加させる
  2. 1-2回の肺胞動員手技を試みる。
  3. 平均気道内圧の上昇は静脈還流を減らすため、血管内ボリュームに注意すること。
  4. 気道内圧を35cmH$_{2}$Oまで増加させても酸素化が不十分な場合、うつぶせ呼吸かNOの吸入を考慮する。


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admin 平成17年11月12日