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患者の呼吸状態が安定したのを確認したら、まずは人工呼吸器のウィーニングを行っていく。
順番としては、以下の順に設定を下げていく。
- FiO2 を可能な限り0.4以下にする
- PEEPは10程度まで下げられたら、無理にそれ以下には下げない
- V-V ECMOのフローは2.0l/分程度まで下げられたら、それ以下にはしない。
このあとも患者の血液ガスが良い状態を保てているなら、V-V ECMOの酸素のフローを下げ、最終的にはゼロにしてみる。
人工肺の酸素のフローがなくなれば、ECMOは単なる異物として体内に入っているだけなので、患者の肺の機能だけを
評価することができる。
この状態でも酸素化が保たれているなら、V-V ECMOの離脱は可能19である。
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admin
平成16年11月12日