ホームページに戻る
: 2. 心エコーを用いた血行動態測定
: 心エコーのみかた
: 目次
目次
- 僧帽弁逆流のdP/dtが1200mmHg/sec 以上で正常、800mmHg以下で高度心機能低下
- LV-TEIインデックスの正常値 0.38±0.04 、これが0.45以上で左心不全
- 左房容積の正常値は体表面積あたり21、28を超えると拡張障害の可能性
- 肺静脈血流速波形のPA波が、左室流入血流速波形の A波の幅よりも30msec以上長い場合、左室拡張末期圧が高い
- 左室内伝播速度が60cm/sec以下のときには左室拡張能低下
- 左室流入圧波形の E波のDcTが255msec以上のときは拡張能低下
- 肝静脈血流(S)の時間積分値を、収縮期(S)、拡張期(D)の肝静脈血流の時間積分値の合計で割ったもの(Systolic filling fraction)が55%をこえた場合、右室圧は8mmHg以上ある
- 吸気時の下大静脈の直径の減少が50%以下であった場合、右室圧は8mmHg以上ある可能性が高い
- pulmonary acceleration time の正常値は 120msec 以上であるが、肺血圧が上昇するとともに短縮する
-
- 左室流入圧波形のE波の decelration time が130 msec以下であった場合、肺動脈楔入圧が18mmHg以上である可能性が高い
- 肺静脈波形の D波のdecelration timeが160 msec以下であった場合、肺動脈楔入圧が18mmHg以上である可能性が高い
- 肺静脈波形のA波の持続時間が左室流入波形のA波の幅よりも20msec以上長かった場合は、95%の可能性で左室拡張末期圧が12mmHg以上ある
ホームページに戻る
: 2. 心エコーを用いた血行動態測定
: 心エコーのみかた
: 目次
目次
admin
平成16年12月16日