ホームページに戻る
:
2. 内分泌の問題
:
1. 腎/電解質の問題
:
1.10 低Ca血症
目次
索引
1.11 透析患者の救急
透析患者は比較的限られた主訴で急変する。
透析を緊急に行う適応があるのは以下のケース。
肺うっ血による低酸素血症
アシドーシス/高K血症
心のう水の貯留
モニター心電図をつける
高K血症の心電図の特徴を覚えておく。 下に行くほど重症。透析患者は冠動脈疾患も多い。
P波の消失
高尖性のT波
QRS幅の増大(心室調律になる)
血液ガスを測定する
低酸素血症
アシドーシス
緊急透析の適応
胸部単純写真をとる
肺うっ血/心拡大
緊急透析
点滴ラインを確保
血圧正常
4号液や5%ブドウ糖液。
ショックで来院
ラクテックや生食。
採血をする
Kが6以上
緊急透析の適応
貧血の進行
輸血を考慮
治療
透析ができるまでのつなぎの治療が必要である。
亜硝酸剤の持続点滴
1
酸素投与、あるいはCPAP
2
マスク
ベッドを起坐位にする
1
ニトロール原液を3-5ml/h程度。
2
5cmH2O程度かける。
ホームページに戻る
:
2. 内分泌の問題
:
1. 腎/電解質の問題
:
1.10 低Ca血症
目次
索引
admin 平成16年8月5日