病院内でのCPRの際は、心臓マッサージと気管挿管は同時進行で行われる2.1。
気管挿管には明確な適応がない。気道確保が行われて、バッグ=マスク換気が適切に行われているうちは、 慌てて施行する必要は無い。
重度の誤嚥や低酸素血症、マスクだけでは気道の開通を維持するのが困難なとき、 気管内の吸引を行いたいときなどが緊急に気管挿管を行う適応となる。もちろん、 心臓が停止した状態は十分に挿管の適応であるが…。