2009.02.19
臨床研修制度見直し
来年度から、研修制度がまた見直されて、今度こそ、各地域ごとの受け入れ可能研修医数に「上限」が 設けられるらしい。
まだこのとおりになるのかどうかは分からないけれど、実施されると、 たぶん今まで以上に「東京一極集中」が進んで、地方の医療は止めを刺されるような気がする。
序列の可視化は弊害を生む
今はまだ、研修医が働く場所は、研修医の自由選択にゆだねられていて、 みんなが東京を目指した結果として、田舎には人が残らない。
東京の病院は設備がいいし、なによりも、いい先生がたくさんいるから、教えてもらえる。
研修医は、とにかく「教えてもらえる」環境に身を置かないと、何も身につかないからこそ、東京を目指す。
「東京の研修医」に、上限が設けられると、首都圏の研修病院は、競争試験で定員を削らざるを得なくなる。
競争試験はたくさんの敗者を生んで、「負けた」人たちは、しかたがないから田舎で働く。
負けっ放しなのは嫌だから、みんなもちろん、ある程度の経験年次を積んだら、もう一度東京を目指して、 結果としてたぶん、田舎はみんなの「腰掛け」になる。
研修医の序列は、自分たち、田舎の医者にも序列意識を持ち込んでしまう。
「君たち田舎医者は、せいぜい負け犬研修医諸君を温かく迎えてくれたまえ」 なんて、「見直し」を提言した東京の先生たちは、田舎で働いている中堅に、「負けた」研修医と一緒に、 こんなメッセージを届けてしまう。
自分たちだってもちろん、負け犬認定、馬鹿認定されたまま、ヘラヘラ笑って幸せに働けるほどには 人間できていないから、こういう制度はたぶん、今いる場所を捨てて、多少無理してでも東京を目指す中堅を、 むしろ増やしてしまう気がする。
まずは皆さんから田舎へどうぞ
若手の振る舞いを強制するやりかたは、恐らくは、制度全体を、下から崩壊させてしまう。
何かを変更しようと思うのならば、本来真っ先に変わるべきは、「上」の振る舞いなのだと思う。
田舎のお金は、道路と病院ぐらいにしか使い道がないものだから、幸いにして、地方の基幹病院は、 今ではけっこういい設備を誇る。足りないのはマンパワーだけ。
都会で活躍する名医の人たち、いろんな提言を行って、「阿呆な若者は地方で働け」なんて、 身も蓋もないメッセージを発信するその人たちこそが、まずは真っ先に、地方に来ればいいんだと思う。
研修医は「人」につく。
カリスマ名医の先生方が、本当に人を引っ張る力を持っているのなら、その人たちの吸引力は、 自然と地方に研修医を集める。
沖縄中部病院にしても、亀田総合病院にしても、立地で行けば、お世辞にも「都会」とは言えないような病院は、 それでも「人」に優れているから、研修医は今でも群れをなして、ああいう病院の門を叩く。
偉い人たちは田舎に来て、そのときたぶん、自らを試される。
その人めがけて、若手が群れをなすならば、そのベテランは「本物」なんだろうし、 田舎に降臨したカリスマ一人、ぽつん、とそこで働いて、若手がだれも寄りつかないのなら、 その人はそもそも、その程度の人間だったんだろう。
試みとしては、そのほうがよっぽど面白いと思うんだけれど。
いい年こいて、そこそこのポジション持ってて、それでも”試されたい”人って稀でしょうね。
どこの業界でも。
その人が存在するだけで何かが変わるような「本物」ってどこの業界でもほんの一握りだし。
Posted at 2009.02.19 1:25 PM by TAM
全くその通りだと思います。何かの間違いでそこそこの評価を得てしまった人たちは、自らを試されそうとはせずに、人に指示を出すだけのことしかしていません。この記事を読んで、私も若手に群れをなしてもらえるようにがんばろうと決意しました。いや、今でもTokyoを目指してはいますが。
Posted at 2009.02.19 1:38 PM by 地方大学の教員
田舎者が都会に出たがるのは、医者も鳶もヤクザも一緒で、「設備や人が集まっているところでないとダメだ、そーゆーところでないと能力は発展・発揮できない」と思っているからこそ、都会に出てくるのでしょう。それを制度の変更でどうなる話でもないように思ったのですが、どうでしょうか。
ただ医師は、ヤクザよりは地域に必要とされているのに、自分の能力向上を優先するのはいかがなものでしょうか?そうやって、医師にだけ良識を求めるな!というご意見もあるでしょうが、先生と呼ばれる職業なのでありますから、技術は無くとも笑顔と言葉で死に行く地方の爺婆を安心させるのも医師として立派なお仕事だと思いますし、それくらいのウソを突き通せる位に知能も発達しているのではないかなぁと、思います。1人の名医より、話を聞いてくれるヤブ医者でも良いのでは。
Posted at 2009.02.19 1:50 PM by とおりすがり
とおりすがり様
>自分の能力向上を優先するとはいかがなものでしょうか?
能力が向上すればそれだけ救える患者は増えます。医師個人の自己満足のためだけじゃないのでは.
技術は無くとも~ってそんなの通用する時代じゃないのは医療訴訟を見ていればわかるでしょうに.
良い指導者のもとで技術を磨きたい気持ちは素人の自分でもわかる気がします.
Posted at 2009.02.19 4:18 PM by さらにとおりがかり
とおりすがりさま
どんな職業であれ、自分の腕を磨ける環境で働きたいと願うのは当たり前の感情だと思いますが。それに
技術は無くとも笑顔と言葉で死に行く地方の爺婆を安心させる→それこそある程度の経験と技術がなければできないことだと思います。
Posted at 2009.02.19 4:45 PM by 匿名希望
受け入れ可能研修医数の上限を設けるのは量の確保になりますが、
給料をぐっと上げるなどすれば、質の確保になると思います。
すでに多くの自治体で奨学金名目で提示しているようですが、
もう少し思い切った金額が必要かもしれません。
もっと言えば、即戦力になる中堅医こそ高給が必要です。
病院建替えには何十億とかかるのに、どうして人材には出ないのか?
永遠の疑問ですね。
Posted at 2009.02.19 7:29 PM by エリヤフ先生
とおりすがり様
>自分の能力向上を優先するとはいかがなものでしょうか?
ということは、患者さんを治療するために自分の技術を向上させることをしない医師に、あなたは診てほしいわけですね?
ま、自分のように能力がなくて患者をみてる者からすれば、あなたのような患者さんばかりなら助かりますがね
それに
>技術は無くとも笑顔と言葉で死に行く地方の爺婆を安心させるのも医師として立派なお仕事だと思いますし、それくらいのウソを突き通せる位に知能も発達しているのではないかなぁと、思います。
でいいのなら、免許なしのニセ医者でも十分なように思います。
Posted at 2009.02.20 12:31 AM by shin-nai
どうもこの国、明治時代の東京一極集中政策の副作用がまだ残っているみたいでして。今や地方はお金も人材も中央に吸い取られてしまったみたいです。医者が中央ばかり目指すのも、その延長線上にあるのかな、という気がします。石原閣下は反対なのでしょうけど、この際首都移転でもするのが最も手っ取り早い解決策かも、と思います。
それはさておき、初期研修はまだしも、後期研修で研修医がうじゃうじゃいる都会の病院で修行するのがホントにいいことなんでしょうかね?田舎の野戦病院みたいなところでひたすら手技を経験して腕を上げていく、ってやり方も結構アリかなと思うのですが。後期研修医の立場でポリペクとか胃癌手術、PCIなんかをバリバリできるブランド病院なんてそんなにないでしょうから、無論、それなりの待遇と設備は必要なのでしょうけど、研修先に田舎の病院をチョイスするやり方も悪くはないと思います。そっちの方がキャリアアップにつながる可能性があるのなら。
例えるなら、サッカー選手ならJ1の控えよりJ2のレギュラーってとこでしょうか。
Posted at 2009.02.20 1:11 AM by JFK
東京に居ればすべてが事足りる。
先日、NHKの沸騰都市でTOKYOモンスターと題された東京の肥大化をテーマにした放送を見ました。
http://www.youtube.com/watch?v=f5gm14dSNGU&eurl=http://www.fooooo.com/watch.php?id=f5gm14dSNGU
東京の一極集中はそこに住む人間にとっては至上なのかもしれませんがリスク分散の視点から見ても非常に危険ではないかと。
ロシア一国と同じ規模のGDPを稼ぎ出し、大企業の本社や外資系の拠点のほとんどが集まる東京。
人間でいえば脳と心臓が同じ場所にあるようなイメージがします。
現在は外科ひとつとってもさまざまなカテゴリーに分かれ技術が細分化していると聞きますがすべてを一か所に集中させる必要はあるのでしょうか?
たとえば心臓外科は関西、 脳外科は東北、ガンは関東というような棲み分けは難しいのでしょうか?
東京だけが目指す場所でなくてはならない理由が解りません。
>しかたがないから田舎で働く。
都会で活躍する名医を田舎に向かわせるという発想を含め、ある程度東京から田舎へ分散するインセンティブを作れないものかと思います。
インターネットなどリスク分散のために生み出された技術でありますし、いくら素晴らしい業績を上げる大企業の株だとしても
それしか買わない投資は危険です。
道州制や首都移転の話なども話題に挙がりますが一度力や利便を手にした者はそう簡単に手放したくないのでしょう。
効率性、利便性を求めるあまりリスクを軽視してしまうというのは人間の性なのかもしれません。
そういったリスクの重要性は巨大地震や戦争が起こって初めて痛感するのでしょう。
なぜか福知山線の事故を思い出してしまいました。
Posted at 2009.02.20 3:50 AM by Chronophage
自分の思うような環境で働けないというのは不幸ですね。もちろん研修病院の定員は当然ありうるものですが、その受け入れ能力を余して制限されるというのは。
でも、今回の規制案は、初期研修についてであるので、以前の初期研修で起こったことが後期研修で起こるだけと思います。研修医の受け入れを制限された病院は、格安の雑務をこなす労力が減るのでその分、周囲から後期研修の受け入れ枠を増やせばよいだけ。結局はその集中のタイムラグが2年遅くなるだけだと思われます。
Posted at 2009.02.20 8:10 AM by ひんべえ
ずいぶんと反応がありましてびっくりしますが、医師としてではなく、人として優れているならば、環境や制度が云々と言って地方の空洞化に理由をつけて仕方が無い。最初から技術のある医師がいるとは思いませんが、設備が整っているから技術的に進歩するとは思えません。器具の使い方云々が医師の技量の大部分だと医師自身が思っているならば、それ自体また問題ではないでしょうか。
もうひとつ思うのは、さすがにお医者様らしき方々は、学生までの過程でも「お利口さん」風だった方々が多く、自分の能力について正しい判断(診断?w)が下せない方もまた多いのだろうなと、想像しました。
世の中、自分の思うような環境で働いている人などほとんどいないのに、よりよい設備や人脈に群がっているのは、本当に患者を助けたい。それも、難病でもなんでもない患者を助けたいというのとは、ずいぶんと離れているように思った次第です。
Posted at 2009.02.20 11:17 AM by とおりすがり
というか、地方で都会とほぼ同じ給料で働ける仕事などごく限られていて、その中で医師はかなり恵まれているはずです。十分選ばれた存在であるにもかかわらず、制度が云々いっているのは逃げに聞こえるし、逃げる医師など技術はあっても信用できるのでしょうか? そーゆー意味で地方は逃げ場無く、鍛えられる環境だと思いますが。
Posted at 2009.02.20 11:26 AM by とおりすがり
個人的にはせっかく頑張ろうとしている人達を、無理矢理田舎に押し込むのはどうかな?と。
新臨床研修制度がはじまりながらも、諸事情で地元の大学病院に残らざるをえなかった身としては思いますね。
当時の大学病院は田舎が故に、体制が今まで通りでも大丈夫だとたかをくくり、その後は定員数を減らしながらもマッチング率下位をさまよっています。
よくも悪くもいい経験になり、今では目標「老健施設でのんびり仕事」ですね。
自分のことを他山の石として、そういう医師が増えないことを祈るばかりです。
Posted at 2009.02.20 11:27 AM by 通りすがり その3
僻地では、自分の腕を上げるとか研修になるならない以前に、
前線に1人で立つ怖さもあるのではないでしょうか?
「お前が訴えられるか、患者が死ぬか。どちらか選べ!」
という究極の選択を絶えず個人が迫られるわけですから。
それに比べると都会の方が、
何となく根拠のない安心感がありますね。
「田舎病院の方が、色々な症例を経験できて為になるぞ」
と若い医師達を励ましていたのが、つい7~8年ほど前のこと。
当時は自分自身もそのように信じていましたが、
今では申し訳ないことをしてしまった、と思います。
まるで「地上の楽園」ですな
ウチの病院の顧問弁護士さんにそんな愚痴をこぼしていたら、
「それ、絶対に間違っているよ。裁判所も早く気づかなきゃ!」
と言っておられました。
Posted at 2009.02.20 12:43 PM by エリヤフ先生
上司が云々などと言っている暇な研修医がブログで「医師も人間」みたいな事を言うから先生の風格を失って、患者の視線が厳しくなるのでしょう。学校も同じですがそれを技術で補おうって言うのは、間違っていると個人的には思います。患者や生徒が必要としているのは、技術ですかね?違うと思いますけど。
Posted at 2009.02.20 2:45 PM by とおりすがり
とおりすがりさんとみなさんの会話がほほえましくて。
それはそれとして。
駅前で、公園でゴミをひろっている。
今:えらいなー。頭がさがるな-
将来:あれはなんかの罰?悪いことしたの?
(懲役などにかわる刑罰の一種として社会奉仕義務化が提言されているから)
田舎で医療をしている。
今:えらいなー。頭が下がるなー。
将来:あれは劣等人種?
Posted at 2009.02.20 3:56 PM by 匿名希望
ここは小学校か、と思うようなコメントを見るとニヤニヤしちゃいますよね。。。
Posted at 2009.02.20 4:32 PM by しがないエンジニア
エンジニアという人種は、全てを「技術」で解決することを、宿命的に目指す生き物なのです。。
人間関係とか、「人徳」みたいなものもまた、もちろんエンジニアリングの対象であって、このblog では、再現可能な、伝播可能な、「技術的」な解答を模索する立ち位置を志向しています。。
Posted at 2009.02.20 5:08 PM by medtoolz
生きてる人間に独力で自分の責任でリスクがある施術をするには、やはりボス(上級者、指導者)に最初は教えてもらわないとどうしようもないです。
まともなプロの料理人や大工やスポーツ選手になるのと同じです。専門書読みながら適当にイメージトレーニングすれば何年後かにプロになるってものでは絶対ないですから。
若手にしてみたら、「田舎でも僻地でも離島でも行くからこそ、最初の10年は一流の環境で研修させろ」って言いたいでしょうねぇ。もっともプロにふさわしい能力・人格になったらしかるべき施設や地域が手放さないでしょうけど。
もっとも「お看取り」するだけなら医者でなしに、普通に家族が付きそうだけで十分でしょうなぁ。
医師招聘の負け組が勘違いしてあれこれ云うのは、モテない中年毒男が「最近の若い女はけしからん!」とか力説してるのに酷似してます。
Posted at 2009.02.20 5:19 PM by カイル
まぁ、ぼく病気なので、お医者様には話を聞いて欲しいな。w
Posted at 2009.02.20 6:42 PM by とおりすがり
技術が不要で御話を聞いて欲しいのなら、宗教にご相談するのが一番よいのではありませんか?
Posted at 2009.02.21 10:24 AM by はまぐり
>ぼく病気なので、お医者様には話を聞いて欲しいな。
最低限の礼儀と常識をもって相談すれば、多少の差はあれ医者なら誰でも話くらいは聞いてくれると思いますよ。貴殿の期待に反する答えが返ってくるかも分りませんが。臨床能力の低い人に下手な相談を持ちかけるとお互いが不幸になりそうです。
Posted at 2009.02.21 11:51 AM by カイル
いつも考えさせられる内容で楽しみにしています.よろしければご連絡下さい.
Posted at 2009.02.21 1:55 PM by familydoc
耳鼻科ではメニエールかもしれない。という事で、他の耳鼻科に良くとMRIを撮りなさい。それでNTT関東病院でMRI撮って7000円払ったんですけど、その結果について連絡ないのですよ。なので、何も写っていないのだろうと言う事で心療内科に行きましたら、パニック障害という事で薬がでています。
原因不明の頭痛や胸痛は、そーゆー診断になるっつうのがプロの技術ですかな。そこのお医者さんも面白くてワイパックスという薬とソラナックスという薬を1日3錠2週間分。全部で96錠ですね。どちらか好きなほうを飲んでくださいということです。どっちも好きなので交互に飲んでます。
で、まぁ、毎回毎回医者はテキトーです。点数稼ぎしてるだけのような気がする。調子はどうですか?と聞いてくれるのも薬屋のオバちゃんの方が親身。そして、このブログにある日たどり着くと、精神論ていうか、オレはちゃんとやってるみたいな言い訳がましい医者がいるようで、何だそれ?と思ったわけです。しまいには、国の政策が悪いだなんて、夕刊ゲンダイみたいなことを言い出して、そんな事を書く前に何人かいると言ってる政治家の先生とか、その人望を集めているお医者様とかに、こうした方がうまくいくといえば良いでしょ。
はまぐりさんの言う通り、宗教の方が効果あるかもね。医者なんてその程度って事を言いたいのですよね?
Posted at 2009.02.21 4:30 PM by とおりすがり
>とおりすがり様
おっしゃる通り、「医者なんてその程度」といえば、まぁその程度ですがな。なんにも期待しないというのも正解の一つです。めまい症も自分の個性の一部と割り切って生きていくのも正解でしょう。
人は自分の得意分野以外のことは正直いって弱いのです、とマイナー外科医の私は個人的には思いますねぇ。
「師」とはついてますが、人生を導いてあげるほどの力はありません。ちょっとしたアドバイスをするのが精いっぱいで、その情報をどうするかは患者さん本人の裁量です。自分の求める答を出してくれる医者なり宗教者を探し続けるのも一法です。どこかにはいると思います。
頚椎の整体や噛み合わせの調整や瞼の手術やらで、めまいや自律神経症状を治せると豪語してる医者らも結構いますね。ネットで調べて行ってみたらどうでしょう?
個人事業主の開業医やくそ忙しい勤務医が、病院をころころ変えている自律神経失調患者を、適当にあしらって敬遠するのはなんとなく理解できます。良いことではありませんが、仕方ないなぁとも思います。
Posted at 2009.02.21 5:46 PM by カイル
そもそも飲み薬なんて、飲んで治る人なんて半分もいないでしょ。
NNT<2の薬なんてあるのかな?
Posted at 2009.02.21 8:00 PM by 無明
そもそも医者だろうが宗教家だろうが、エンジニアだろうが、それこそ患者だろうが「人間レベル」は超えられないのです。
自らの病気をゴルゴのような精度で的中させなければ「その程度のカス」みたいに断定してしまうのはもったいない気がします。
みんなこれまでの人生で培ってきた知識や経験といったものを総動員して、尚且つ費用と予算の許す範囲で時間をフル活用して判断してるのです。
それが合ってることもあれば間違ってることもあるでしょう。無論、合ってることに越したことはないですがね。しかし精度を上げるためには修行が必要なのです。精神と時の部屋がホームセンターで売っていればいいのですが、そうでない以上は良い師匠の下で手を動かさないといけない。
みんな専門外のことなんて素人なんですから、こと「病気を治す」ことにかけては、医者を信頼しておいたほうが得られるメリットの期待値が高くなると思いますよ。
「話し相手になって欲しい」のであれば「医療を提供する医者」よりも「サービス業である薬局の窓口のおばちゃん」のほうが期待値が高いかもしれません。
自分の「要求」ごとに求める先を見極めることが重要ということで。なんでもかんでも求めてもいいほど医者は神様ではないと思います。
Posted at 2009.02.22 11:46 AM by しがないエンジニア
しがないエンジニア様に同意です
Posted at 2009.02.23 12:11 AM by shin-nai
まぁ、科学的に診断が下せない症状については、医者の範疇でなく、薬屋のおばちゃん、宗教指導者の範疇という事をお医者さま方々がお認めになるのですね。精神科はそーゆー意味ではゴミ箱で、お勉強でわからない症状は、ゴミ箱へ行って下さいと、暗にたらい回しにすると。
私は、医師というか、先生という方々は不安を緩和し、生きる力を与えるのがお仕事の一つと思っておりましたので、そこに認識違いがあったようです。
Posted at 2009.02.23 10:06 AM by とおりすがり