2008.04.04

latex2html の設定

LaTeX の設定でドツボに嵌った時のメモ。

TeX は、インストーラーを発表してくださった方がいて、 今回の導入は楽勝…なんて思ってたら、LaTeX2html の導入で 完全につまづいた。

「これ」という原因は、正直よく分からないんだけれど、 「こうしたら動いた」という記録。

反省点

やっぱりTeX は、 /usr/local/ に展開しないとドツボに嵌る。 素人がうかつにディレクトリ変更しようなんて考えると、ろくなことにならない。

TeX インストーラーは、TeX のファイルを C:/tex/ というフォルダに 展開するように設定されている。

市販されているLaTeX の教科書は、どれもUNIX の伝統を引きずってるのか、 ファイルの展開先を C:/usr/local/ に展開することを想定している。

フォルダの開窓が無駄に深くなるのが嫌だったので、インストーラーの デフォルト設定でインストールを行ったのだけれど、PDF 作成までは 問題なく動くのに、html 作成になると全然駄目。

いくつかのサイトで、「悪いこと言わないから C:/usr/local/ にしとけ」 みたいな記載があって、やっぱりそういうもんだろうな、と反省した。

TeX のインストール

TexXインストーラセットアップマニュアル を利用させていただいて、インストールフォルダ名を C:/usr/local/ に変更する。ダウンロードするファイルは全部。 dviout、GhostScript、GSView もそれぞれダウンロード。最新版で大丈夫。

GhostScript、GSView をインストールするときにはインストールフォルダを 尋ねられるので、両方ともC ドライブ直下にしておく。ここをProgram Files みたいな 空白を挟んだフォルダ名にしてしまうと、やっぱりトラブルになるらしい。

WinShell のインストール

TeX 用のエディタは、結局WinShell に。もっと優れたものがあるみたいだけれど、 使っている人が一番多くて、情報が検索できるので楽。

WinShell のダウンロード&インストール&各種設定 に従って、それぞれのTeX プログラムの設定を行うだけで、 とりあえずTeX ソースを処理->dvi ファイル作成->PDF 変換->PDF 閲覧までは 問題なくいける。

奥村先生の設定 とは微妙に違うけれど、どちらに従っても大丈夫。今回TeX を何度か入れなおす 羽目になったから、どちらも試したけれど同じように動いた。

LaTeX2html の設定

何回入れてもめったに動作しないソフト。。

Windows にLaTeX2html を導入する方法は、北海道教育大学の 阿部先生のページが標準みたいになっていて、このページもまた、 TeX のインストール先を /usr/local/ にすることを前提にしている。

ちゃんと分かっている人なら、このあたりアレンジしても大丈夫なんだろうけれど、 今回は見事にドツボった。

TeX 一式を /usr/local/ に展開したあと、 l2h に 書かれているとおりにファイルをダウンロード、LaTeX2html のインストールを 行い、やっとうまく…いかなかった。

阿部先生のデフォルト設定だと、画像はPNG で保存する設定になっているのだけれど、 何度やっても pnmtopng.exe というプログラムのエラーが出て止まってしまう。

2回入れなおしてあきらめて、PNG 画像の代わりにGIF 画像を用いるように 設定を変えて、やっと動くようになった。

東北大学大学の岩熊先生のページで、そのあたりの設定が 公開されている。LaTeX2HTML に従い、l2h2002-2w32137patched 内にある prefs.pm を書き換える。

具体的には 228行目を $prefs’GIF’ = 1; 232行目を $prefs’PNG’ = 0; とすることで、 デフォルトでGIF 画像が選択されるようになる。

このあとコマンドプロンプトを開き、 c:tmpl2h2002-2w32137patched から config PREFIX+c:usrlocallatex2html[改行]を実行、さらに install [改行] でインストールが完了する。

やっとエラー無く動いた。

WinShell との統合

これもまたコマンドライン叩くの面倒なので、WinShell でクリック一発作業ができるよう に設定を試みた。

阿部先生のパッケージ内には、l2h.bat というバッジファイルが作られているので、 これをWinShell に組み込む。

WinShellの[オプション]->[ユーザー指定プログラム]で、 今回は Tool 2 を LaTeX2html にした。 プログラム名 html 、exeファイル名 C:l2htooll2h.bat、コマンドライン “%s.tex” として、[オプション]->[表示]->[ユーザー設定] からユーザー指定プログラム を呼び出して、タスクバーに html というボタンを作成できる。

あとはボタンクリックでLaTeX2html が起動するので、すべての作業をWinShell 上で行うことができる。

デフォルトの設定だと、見栄えが好みと違うので、あとは LaTeX2HTMLのオプション に従い、l2h.bat を書き換えたり、dot.latex2html-init ファイルを 書き換えて対応する。

スタイルファイル

とりあえず昔作ったTeX の文章をPDF 変換して、html として公開可能なところまでは、 すべてWinShell 上でできるようになった。

それでもまだ、200ページを超えるTeX 文章をhtml変換しようとすると止まってしまう。 これは以前から同じ症状で、パソコンのスペックが足りないためかとも思ったのだけれど、 やっぱりうまくいかない。

同じ文章を半分に分割すれば、2つのhtml ファイルを作ることは可能だから、 ソースに致命的なエラーがあるようにも見えない。

何かまずいことやってるのか、LaTeX2html の限界なのか。誰か教えてください。。