2005年2月 9日

シンプルなワーファリンの使いかた

Initiation of warfarin therapy in elderly medical inpatients: A safe and accurate regimen

平均85歳の高齢者に以下の方法でワーファリンを開始したところ、致命的な出血(別にワーファリンが効きすぎたわけではないらしい)を生じた1例をのぞいて大きな合併症を呈することなく、7日以内にワーファリンの維持量を決定することができたという。

Day午前10時にINR の採血午後6時にWarfarin(mg) を内服
Day 0Do not measure4
Day 1Do not measure4
Day 2Do not measure4
予想されるワーファリンの維持量(mg)
Day 3<1.35
1.3 ≤ INR < 1.54
1.5 ≤ INR < 1.73
1.7 ≤ INR < 1.92
1.9 ≤ INR < 2.51
INR ≥ 2.5INRが2.5以下になるまでワーファリンを中止し、以後1mgから再開

要は連日4mgを投与し、投与4日目のINRの値で以後のワーファリンの維持量がほぼ決まるというもの。

この値は73%の患者でほぼ正確な維持量となり、95%の患者で誤差1mg以内で維持量を予想しうるという。

ワーファリンの開始量が少なく、採血の回数も少ないために結構便利かもしれない。しばらくこれでやってみるか?。

コメント

すいません。症例がほとんどいないので、あまり試せないんです…。
いのげ先生のご指摘のとおり、4mgで始めて3日間何もしないのはちょっと怖いので、今は4mgで開始->毎日採血になってしまっています。
4mgで開始するレジメンは、虎ノ門病院の薬剤部が何かで発表していましたね。

いつもお疲れさまです。
久しぶりに見返してたら、これを見つけましたけどその後の感触はどうですか?

論文そのまま写しただけなのでなんとも…。

ただ、当科(循環器、適応疾患心房細動、人工弁、肺塞栓)では、もともとローディング10mgX2日してから採血->ローディング5mg+毎日採血してPTをチェックでワーファリンコントロールを行ってきた経緯がありますが、5mgローディングにしてからも、3日目の時点でINRが目標値に入っている人はそう多くありません。

いずれにしても、ワーファリンをはじめた人は、原則毎日採血されるので、しばらく経過を見てみようと思います。

コメントありがとうございました。

これって日本人の体格には多すぎませんか?

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